日本茶インストラクター今村由美が四季折々のお茶のお話しをお届けします。 新茶のおいしい楽しみ方 桜が舞い、新しい若葉が芽吹く季節となりました。 生命の力強さを感じます。 桜が舞いはじめると新茶の便りがもう間もなく届く頃。 新茶の便りは桜前線と同じで南からとどきはじめます。 鹿児島・屋久島から茶摘みの知らせを今か今かと期待を膨らませています。 新茶は鮮やかなお茶の色と爽やかな味わいが特徴です。 2016年の新茶は天候に恵まれ霜の被害が無く、旨みの強い高品質の新茶に仕上がりました。 今回は、新茶のおいしい楽しみ方をご紹介したいと思います。 >> お茶の星陽園ネット通販
♪新茶の色を楽しむ♪ 鮮やかな新茶の若緑色を引き立てるために「白いゆのみ」を選ぶ ♪新茶の香りを楽しむ♪ 新茶のさわやかな香りを楽しむために「筒型のゆのみ」を使う ♪新茶の味わいを楽しむ♪ 通常より少し高めの温度でいれる(80℃)
1.湯のみや湯冷ましなどを使って沸騰したお湯を80℃まで冷まします。 2.急須に茶葉を6gいれます。(ティースプーン1杯約2g) 3.冷ましたお湯を急須に注ぎふたをして30秒浸出します。 4.湯のみに少しずつ注ぎ分けます。 5.ゆのみにA→B→C→C→B→Aの順に注ぎ分け最後の一滴まで注ぎきります。 6.できあがり
茶葉はとてもデリケートな食品です。 高温、多湿、移り香を避け密封できる光を通さない茶缶などに保存してください。 とくに 新茶の「爽やかな香り」は青葉アルコールという揮発性が高い特性ですので茶葉は密封できる茶缶に保存し、どうぞ早めにお召し上がり下さい。